倉敷の美観地区と美味しい店倉敷美観地区 なまこ壁の蔵屋敷の路地が美しい。 昔は川べりの蔵から備前米を船で瀬戸の海へ運んだ 川には、まるまると太った鯉が遊ぶ。 生まれ変わるなら屈託無く 美しい鯉になりたいもの 空を翔ぶ 夢などいらぬ 寒の鯉 そして、細やかな心くばりの蔵造りの居酒屋「新粋」 良い店は、味と器と場に思想があるよう。 「味」は瀬戸のさまざまな魚をそれぞれ最上と 信じる味付けで料理するご主人のこだわりの作 「器」は、倉敷、岡山、京などの陶芸家が競う作品 「場」は、古い蔵を土と木のみで改装した 化学合板を一切使わない自然な風合い。 全て本物しか使っていない。 料理は手造り胡麻豆腐、アナゴの白焼き・骨のからあげ、 かんぱちのあら炊き、鯛冑の煮付け・・・ 冷酒は向かいの吟醸酒受賞回数あまたの酒屋 「森田醸造」の銘酒「銀水」。 壁には主人が集めた盃が100個ほど。 倉敷ガラスの名人小谷真三さんのガラスの盃もあり 倉敷は第二の心のふるさと 歳末や変わらぬ里に夕暮るる |